こんにちは!セラピスト佐藤です。
先日、山形にも標高の少し高い所では初雪
が降ったそうで寒さが増しましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
昨日、知り合いの北海道の先生と久しぶりに電話で話しましたが、雪が20cmほど積もっているとおっしゃっていました。(もう!?凄い!)北海道では、これが普通なんでしょうね~。
さて、本日のご依頼は
「右を向くと、右の肩甲骨が痛いんです!あと、2年振りに良性のふわふわするめまいが起きました。」
こうおっしゃるのは、5年前に腰と膝痛とめまいでご来院したU様(40代女性)です。
今回もシップでは治らなかったそうでご予約くださったのですが、思い出してご連絡くださってとても嬉しい気持ちです。
久しぶりですので、最初に骨盤等の歪みの確認と調整から始めました。
首肩に張りがあって固いのですが、そこにシップしても良くならないのは患部以外にも様々な原因があって影響しているからと考えられますので、可能な限り深堀して調整していくことが大切です。
たとえば、腰周辺で筋肉が固くなっても背中~肩の筋肉も引っ張られますから筋緊張が起きてきます。首が固い場合、首つながりで『腰首』も固くなっているはずです。離れた場所でも起きるのです。ということで、手首、足首も固くなっていることが多いです。不思議ですね。
また、筋肉は細胞でできているのですから血液が十分な酸素を運んでくれないと二酸化炭素だらけで細胞は活性化しずらいことに。柔らかくもならないですね。
U様の肺の酸素量(吸えている空気)は、脳反射検査では約2割の反応でした。これでは、脳にも酸素が十分運ばれていないということですから、例え貧血がなくても『めまい』が起きておかしくないでしょう。
また、首を調べますと2番と4番に歪みがありましたので調整しました。最後は、脳脊髄液の循環を促してだいぶ楽になられました。
しかし、これで3~4日過ごしてみないと完全には分かりません。不調の原因が体の奥にもっと隠れている場合もよくあるのです。
ですから最初の原因が解決して良くなったと思っても、まだ安心できません。
経験的には特に、症状歴が長く慢性化している方、中年期以降の年齢の方に多くあります。これは、これまで長年の生活環境・仕事内容等や(食)生活習慣が大きくかかわっているからです。
2週間後
U様「あれから、翌日か翌々日あたりに強いめまいが起きまして、その後は全く起きていないです。」
私 「好転反応が起きてスコーンと抜けたのかも知れませんね。なるべく出ないように施術していますが、症状重めの方は出てその後すごく良くなる方は時折いらっしゃいます。」
しかしながら、首を右に回すと背中に出る痛みはまだ残っているということでした。
この日も、原因を調べながら調整し痛みはなくなりました。またさらに、座骨のプログラム組み換えを行いました。(※生システムで著名な伊東聖鎬先生が開発)
この調整法で、これまでもふわふわめまいの方が解決してきています。
U様「すごく軽くなりました!首を回しても背中も痛くないです。」
次の施術は3週間後としました。
本日これまで!また次回。