こんにちは!セラピスト佐藤です。
山形市内は、クリスマス寒波の影響も少なく5~6cmの積雪だけでした。駐車場の雪かきもすぐ終わりあとは今後の降り方次第ですが、皆様はいかがお過ごしだったでしょうか?
さて、本日も前回に引き続きの内容となります。
5月末から妊活整体で通われていたN様が、7月になんとコロナにかかってしまい高熱が数日続きました。
コロナから回復して通常の生活に戻ったN様でしたが、その後は嬉しいことに基礎体温が低温期でも0.2~0.3℃アップしました。(こうなることは予測していました。たとえコロナでも、熱発はある意味神様なのです)
それから間もなく起きた生理はとてもきれいな鮮血だったのです!それは生理始まって以来だったそうです。ご本人もびっくり!
しかし、今回はと期待した排卵は残念にも起きず、やはり低温期のままで高温期になりませんでした。それからは排卵しないどころかまた生理も約2ヶ月間起きなくなり、暗い長いトンネルに入ったかのようでした。ただ、これまであった内臓疲労はなくなっており、N様からはお腹の冷えが無くなって体の調子が良いとお聞きしていました。
(「確実に妊娠への環境は整ってきているはず。」)
表面化してくる変化待ちの状態でした。
妊活整体の度、毎日つけておられる基礎体温表を拝見するのですが、直近の1週間はとても緩やかですが体温の上昇傾向がみられたのです。36.5℃以下でしたが、上下動の少ないこれまで見たことのない動きだったのです。あと、おりものがあったそうでした。(ん?しかし、生理から2ヶ月も経過しているし)
私 「排卵したような体温ではないけど変化が起きていますね。これで生理が来て次がチャンスかも知れないですね。」
その後、施術するとお腹だけでなく体全体が熱いのです。翌週もお腹が柔らかくポカポカ。
N様「今日は頭痛がして、ここ最近胸が張って痛いです。あと少し気持ち悪いです。」
この日はこの不調を鎮めるための調整を実施。
4日後
N様からお電話が入り、再び気持ち悪さが続き病院に行ったところ妊娠陽性だったということでした。
あの緩やかな体温の上昇は排卵が起きていたのです。ということは・・・
7月25日の生理以来9月下旬まで2ヶ月間生理が来ないままでの排卵ですから、約60日かけて超ゆっくりと卵胞が育っていたということになるのでしょう。(基本は14日間です。普通なら無排卵のまま生理がきます)
しかも、ご夫婦のタイミングもそれにあったということなります。奇跡に近いです。
陽性反応が出てからもとても重要です。
胎嚢(たいのう)が見えてもその後心拍が確認できなかったりもありますし、心拍確認後もまだ油断できません。12週過ぎるまで母子手帳をいただけないのはそういうことからです。着床後も安全圏に入るまで気を緩めることなく妊活の調整をしてあげることです。
つわりに関しては、調整して鎮めてあげることが可能です。
ただ、独身時代も含めてこれまでの食生活の乱れや生活習慣に無理があった方、あまり関心がなかった方は、つわりが重い傾向にありますので調整しても難しい時もあります。中には水も飲めないくらいの方もいらっしゃいますので、食生活・生活習慣の見直しをするきっかけになさると良いでしょう。
N様の場合、多嚢胞卵巣症候群があり、さらにホルモン剤注射でも生理が起きず卵胞も育たないところまで行っていましたが、不調を乗り越えこうして約5ヶ月で自然妊娠することができ本当に良かったです!安心しました。
今年も妊活整体にご通院された多く方に妊娠していただくことができました。
病院で不妊治療してもなかなか妊娠がまだの方は、ぜひお越しいただきたいと思います。
本日、本年これまで!また来年お会いしましょう!!