こんにちは!セラピスト佐藤です。
先日の雷雨の後から朝方涼しくなってきました。暑さ寒さも彼岸までと言いますが、もうお彼岸ですね。皆様いかがお過ごしだったでしょうか?
先日、妊活整体に春からご通院のS様(30代女性)に、妊娠陽性反応でました。当院で3ヶ月過ぎて「再度、体外受精を受けてみます。」と近くの病院に検査に行った直後でした。自然妊娠陽性です。
通常は奥様だけの通院が多いですが、今回ご主人にも数回受けていただき良かったです。多分に強く品質の高い受精卵ができたのではないかと思っています。このままうまくいって欲しいです。
先月に妊娠されたN様(30代女性)も似たパターンでした。当院で3年と長くなっていた方です。とてもお忙しい方ですのでご夫婦のタイミングなど理由もあったのですが、そろそろ年齢的に体外受精も視野に入れて新たな病院へと治療計画に行ったところ・・・「妊娠しています。」と医師に言われたのです。
妊娠すぐの方、何年か掛かる方、お一人お一人の人生の中でベストタイミングがあるようですね。どちらがより幸せかはこれからが大事ですね。皆様、本当におめでとうございます!
さて、本日のご依頼は
「健診で息子が側弯症の疑いあると言われたのですが、直りますか?」
こうおっしゃるのは、以前ご来院くださっていた方で、息子さんとご来院。
側弯症は、単に一般的な骨盤の歪みによって背骨がアルファベットのCの字やSの字に湾曲しているのとは違います。前屈してもらって背中側から観ると背中の左右で高低差ができています。
側弯の角度が10度以上25度までは軽症の部類で、それ以上は装具装着や手術ということになっています。
K君(仮称)は、10度と診断されたそうですから軽症の部類で経過観察ということだったそうです。背中側から確認すると側弯症特有の段差が少しありました。服を着た上からでは肩の高低差はあっても側弯症かどうかは調べないと判らないです。
レントゲンを撮って実際に触診などして判るぐらいです。しかし、もっと酷くなっては大変だと当院へご予約されたのでした。
医学的にこの病気の原因は、特発性(原因不明)か先天性としか解かっておりません。
実際に私も側弯症は直したことがありませんでした。それは、一般的な歪みと違い2~3回で直るものではなく長期的な施術が必要だからです。通常は途中で通院を諦めてしまいますから。
しかし、K君は側弯症以外にもだいぶ猫背もあり、お母さんは気にしていました。これは服を着ていても判りますから。
また、慢性鼻炎がありました。日常的に鼻水と鼻づまりがあり本人もお辛い状態でした。耳鼻科にも何年も通っているそうですが、症状は今のところ変わっていないということです。
側弯症・猫背・慢性鼻炎、これらを総合的に治していくことで月2回の継続通院となりました。
8ヶ月後(計16回)
猫背も慢性鼻炎も一筋縄で行かず、良くなっては後戻りもしながらようやく良くなって落ち着きました。そして側弯症は、なんと病院でのレントゲン検査も含めて直りました!!
初期の段階だったとは言え、医者に「あれっ?側弯が治っている。見間違いだったのかな?」と聞かされたそうですから本当に嬉しいです。(最初にレントゲン撮って触診して見間違いは無いですね。)
ちなみに、側弯症がもっと進んでいる状態でしたら・・・正直、治ったか判りません。
これも諦めることなく治すために根気よく、息子さんと信じて通ってくださったお母さんに頭が下がります。良く通ってくださった。そして、この間、K君の身長もグンと伸びました!
子を思う母親の気持ちは偉大です。
本日これまで!また次回。