こんにちは!セラピスト佐藤です。
世の中は、仕事納めして都会から実家への帰省
や旅行
にと年末の時期となりました。ブログをご愛読いただいている皆様はどんな一年だったでしょうか?
とても先行きの不安が多い世の中でしたが、10月に国家国民の利益と幸せを第一に考える高市首相に変わったことで、このたった2ヶ月でも今までにあり得なかったスピードでどんどん改善が進んできており、来年はさらに加速していく気配を感じます。ホッとしました。
私自身は整体師として新たな成長をして発展する年にして参ります。今年の130%アクティブな一年へと、気を引き締めて行動することが目標です。理想の自分を目指したいですね。できると思ってやりましょう。
前置きが長くなりましたが、前回の続きです。
「多嚢胞性卵巣症候群で薬で生理を起こしてますが、排卵しないんです。早く妊娠したいんですけど・・・」
こうおっしゃるのは、K様(20代女性)で、お話を伺いますと学生の頃から生理は3~6ヶ月に1回くらいで、しかも排卵しない
重度と言われる生理不順ということでした。そのため、その頃からピルを使用して生理を起こしていたのでした。
ご結婚されて1年過ぎても妊娠しなかったのでクリニックに行って薬で生理を起こし、当院にはその翌週のご来院でした。
パッと見ますと健康そうな普通の女性です。『多嚢胞性卵巣症候群』という症状以外は病気もないのですから当然ですが、自己申告カルテを拝見すると日頃さまざまな不調を抱えていることが分かります。その内容は、
首・肩・背こりや手足の冷えに印がついています。その他、目覚めやすい、よく胃痛がある、トイレが近い、冷えがあるのに暑がりといったところです。
「これが不妊症の症状?」と思うかもしれませんが、
このような、一見よくありそうな日々起きている不調の裏側を読む必要があるのです。ここから妊活整体で不妊症を解決していくのです。
クリニックで薬を服用し生理を起こしたその後、基礎体温は高温になったのですが排卵しなかったのです。生理が起きたのに無排卵だったためクリニックでは再度生理を起こすべく(リセット)薬を服用する治療になりました。
しかし、その後も何度かリセットしても排卵せずということを2ヶ月間続けられていました。もうその時には、低温のままで高温にもならなくなっていました。
私は経験上、こうなることは不思議でないと感じでいました。臓器も人と一緒です。生理が自然に起きないからと強制的に薬の力で起こすということに最初は体も従っていても何回も繰り返されれば、遂には体が嫌がり始めたということだと思います。これまでもありました。
私の本心としては妊活整体を受けていただくにあたって一旦は薬を体に入れることをお休みして欲しいのです。連続して薬を入れ続けてながらご本人の自然治癒力を持ち上げていくのは必ずしも上手くいかないことが多いのです。
通常、妊活整体のご依頼者は半年、1年以上医療機関で不妊治療を受けてきて妊娠せずご来院されるので薬はしばらく体に入れたくないという方がほとんどでした。K様のようにクリニックに行き始めたばかりの方の場合は、ご本人の意向を尊重し経過を見ながら進めることにしています。
さて、この間も週1ペースで妊活整体を続けていましたので排卵こそしませんが、生理痛は軽くなり、よくある胃痛も起きなくなり通院1ヶ月後からは当院の妊活サプリも併用で飲み始め、K様は仕事や家事でも体も疲れなくなりどんどん元気になってきていました。
2ヶ月過ぎた頃、
私 「Kさん、もう何回も薬を飲んでリセットの繰り返しですが、お体のためにも少し薬を休みませんか?」
K様「実は、クリニックで今度は卵巣に穴をあける手術を言われたんです。」
※多嚢胞性卵巣症候群の方の場合、体外受精に進む前にこの手術で排卵を促す治療もあります。
私 「そうですか。でも、今の状態で手術しても上手くいくとは限らないのでは?まず卵胞が育ってないのでは。」
K様「そうなんです。お医者さんも必ず上手くいくとは言えないけどと言っていました・・・。」
次号に続く!来年をお待ちください
それでは皆様、良いお年を!