こんにちは!セラピスト佐藤です。
人の体は、千差万別。よって
症状的には同じでも、それに対する同様の技術で解消するとは限らないところに
人の『不調』を取る難しさがあります。
しかも、決まった時間内で原因を調べて、施術して、結果を観察します。一定のパターンで整体施術を行い、それで通常は良くなるものが良くならないと・・・
「先生、踵(かかと)の痛みは、今日は5分(ごぶ)だなぁー。」
こうおっしゃるのは、農業を営んでいるK様(70代男性)です。ぶどうの収穫時期から踵の痛みは始まったのでした。
私 「あれっ?一週間前は7分まで良くなったとおっしゃっていましたけど・・・(下がったのですか?)」
K様「痛ぐなったなぁ。なんか数日前から左手もここの指3本痺れて、一緒にみてください。」
ご存知の方もいるかと思いますが、ぶどうは斜面の土地で栽培しますので右手を主に使うとなると、左脚が斜面の山側で右脚が谷側となり踏ん張る姿勢になるそうです。
このような不安定な姿勢で毎日長時間の作業となると脚や腰に片寄った負担が掛かってしまい、その結果、骨盤もズレ易くなっていたのです。
K様の場合、それが『右踵(かかと)の痛み』の原因となっていましたが、農作業を休むわけにもいきませんので通院していただいていました。
いつものように弛んで下がり気味の足根骨を上げるところから骨盤のズレを解消しようとしたのですが、
(「んん?」)
脚長差が2㎝近くあるのが、今日はほとんど変わりません。いつもは、骨盤周りの筋肉の拘縮が弛んできて正されるため揃ってくるはずなのですが。
特に腰に負担が掛かったのかと、腰部筋や体重がかかる右脚の外側の筋肉を緩めていきましたが・・・左側も同様に施術しますが、どうも今日はいつもと勝手が違います。
(「駄目だなぁ。これでは踵の痛みは取れない!」)
段々時間も過ぎていきます。
この難しい局面で、次の一手は?
今週の1枚
平べったい、煎餅のようなこの “かりんとう” を、実は私初めて知りました。
今の世の中、甘いお菓子は沢山ありますが、添加物も多いし歯ごたえが無いとつい何個も食べてしまいがちです。(太る!) 😥
たまたま知ったこの長榮堂さんの “手づくり板かりんとう” は、シンプルですが平べったいので食べやすく1枚で満足させてくれる旨さがありました。
やはり、ホントに良いものは長く愛されますね。 😮
本日これまで!また来週。