こんにちは!セラピスト佐藤です。
社会保険や国民保険は、整体ではお使いになれないので実費となりますが、しかし、その代わりにメリットもあります。
病院や整骨院では、健康保険組合や国に保険請求できますので、治療費を7割以上負担してもらえますが、あらかじめ決められた治療方法しか行えないという決まりがあります。(腰痛で整形外科に行ったら、どこも湿布と痛み止めだけだったというのはそういう理由です。)
整体師はそれに縛られず、ご依頼者の不調を取るために様々な且つ研究された整体法や調整法が自由に使えます。これは、整体を受ける方にとって大きなメリットと言えるでしょう。(但し、その整体法が様々で、また殆どが手技ですので医師の手術と同じで力量や経験の差が大きいかも知れません。)
やはり、ご自分の体に合う施術法や先生を見つけることが大事ですね。 😮
「医者から起立性調節障害と診断されて薬を飲んでますが、変わらないんです。」
こうおっしゃるのは、お知り合いからのご紹介でご予約くださったN君(14才)のお母さんです。現在、漢方薬と血圧を上げる薬を服用しているそうです。
これまで普通に中学生活を送っていたN君が、夏休みに入る少し前から朝起きれなくなり、登校することができなくなってしまったことでのご相談です。 😥
この『起立性調節障害』は、小中学生や高校生を持つ親御さんから今まで何件もご相談を受けて、整体施術でそのほとんどを改善してきました。
私 「N君、物事には必ず原因というものがあるんですが、朝起きれなくなる前に何かそうなる様な心当たりが無かったかな?辛かったとか、イライラしたとか。」
そうお聞きすると、N君は学校や部活動でのことでそのような心の動きがあったことを話し始めてくれました。
大概は、心当たりがあるはずなのです。ただ、その事がこれだけ体に作用する・影響するとは、本人も周りも思っていないだけです。これまでの私の経験から、この引き金となった原因を明確にさせることが本人にとって重要と感じます。
(但し、これが恐怖心からくるものだと思い出したくなかったり、また話づらい内容もありますから、そのような場合は専門家のカウンセリングが必要と思います。)
パソコンで言うならフリーズしてしまっているかのような状態と言えるかも知れません。
凍り固まってはいませんが、体も心も緊張状態 共にリセットしてあげる必要があります。
さて、整体を始めますが、全身施術になります。
すると、腹部は、不安や不満で硬結気味で内臓の働き低下、血流不足につながっています。
また、右脳後部の緊張から左肺上葉と右肺の下葉の酸素不足で疲労回復ができにくい状態です。
首や肩も緊張で硬く、頭蓋骨の歪みも血流障害や神経圧迫、脳脊髄液などの異常原因になります。すべての調整を行っている間にN君は眠ってしまいました。
調整後、頭も体もすっきりしたようでN君の目に力が出てきました。
私 「これで、朝起きれるようになれると思います。必ず変わってくるはずです。」
一週間後
母 「びっくりしました。あれから学校に行けるようになって、しかも校庭3周も走ったそうなんです!あんなに動けなかったのに、すっかり元気になりました。」
私 「N君、どんな感じですか?」
N君「う~ん、実感ないんだけど変わったのは分ります。部活にも行っています。」
普通の元々の自分に戻った証拠です。特別の違った自分になったのではないから実感無いといえばないかも?知れませんね。(笑)母親共々に安心しました。 😛
この日は、お腹に少し戻っていた緊張を解消したり、更なる調整をしました。
体が治ると心も治る・・・これにて一件落着
今週の一枚
今週、仕事で鶴岡市に行ってきました。(月山Pにて撮影)
来月は、もう雪で真っ白になっているでしょうね。
皆様、寒くなりますので風邪などひきませんように!
本日これまで!また来週。