こんにちは!セラピスト佐藤です。
穏やかな寒さが続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
雪が融けて春になりますと、なぜか気ぜわしく時間が過ぎるのが一気に早くなる気がします。
私にとっては、ゆっくり時間が流れる今が仕事の仕込みに最適の時期です。今年の展開に必要な整体の新たな知識や技術の習得や院内の環境整備。また、申告の時期にも重なりますので結構な仕事量というか、自分で忙しくしてしまっている面がありますね。(ということで、投稿がこんなに遅れてしまいました。)
でも、この2月が過ぎれば、あとは皆様により良い整体を毎日提供することに集中できます。充実の一年となりますよう乗り切りたいと思います
さて、前週の続きになります。
7年振りにいらっしゃったT様のご依頼は、ケガして真っ直ぐ伸びなくなった右腕を「伸ばして!」というものでした。
右肘をケガの痛みで半年以上も曲げて生活していたことから、内部で筋膜等の癒着が始まっている状態でした。
初回の整体では、少し伸びてきましたが、最後に肘を曲げたら「痛いっ」と。 伸ばすだけでなく曲げても痛みがあったのでした。(ご本人は、「伸びない!伸ばすと痛い!」とおっしゃっていたので見誤りました。)
これは、次で仕切り直しです。
6日後のご予約当日、T様はあれから数日後に病院へ行って来られたということでした。
T様「医者に石灰が溜まっていると言われ、それを溶かす注射を肘に1本と首元に2本打ってもらいました。動かしてもだいぶ痛くなくなりました。」
私 「そうですか、石灰を溶かす注射で良くなりましたか。では、あまり私の出る幕はもうないのでは・・・。」
T様「でも、まだ痛いんです。肘も伸びないし。」
どうやらだいぶ改善したようですが、T様が望む本調子では無いようです。
こうお聞きした時、新しい施術法でするべきと直感しました。
実は、この数日前から『ABC整体』という整体に興味を持ち、その検査法や改善法やを私の施術の中に取り入れたいと研究を始めた所でした。
たぶん、通常に肘や肩回りの施術から始めても良い結果にならない気がしたのです。
脳反射スキャンで体からの信号に従い、右肘を伸ばした時の痛みの原因を探るとそれは・・・左脚ふくらはぎの腓腹筋内側頭の引きつりに辿り着きました。ここをABC整体(ぽく?)調整したところ、
T様「さっきまであった、伸ばした時の痛みが消えました。」
今度は、右肘曲げた時の痛みの原因の信号を拾いますとそこは、右脚ふくらはぎの腓腹筋外側頭にポイントを確認、調整。その瞬間に引きつりが無くなりそこが柔らかくなって、同時に肘を曲げた時の痛みも消えたのです。
最後に、肝臓と心臓、肺の緊張と負担をとって終了としたところ・・・
T様「?? 先生っ、腕が伸びました!!」
私 「ああっ!伸びてましたね!」
やはり、そういうことでした。肘や腕にとらわれていたら、こういう結果にはならなかったと思いました。
半分奇跡みたいな変化に、私とT様は両手でハイタッチしていました。
これが整体を通しての “幸せの共有化” ですね。
今週の1枚
当院の妊活整体で、三人目(お一人、お二人)を妊娠されて、出産後に里帰りしていたS様からお土産を頂戴しました。
味わい深そうな海の幸ばかりで、お酒のおつまみに美味しそうですね。
S様、どうも、ありがとうございますご馳走になります
本日これまで!また来週。