こんにちは!セラピスト佐藤です。
お盆直前に、妊活整体で昨年通院してめでたく妊娠されたK様(40代女性)が6月に無事に女の子を出産されて骨盤調整に来てくださいました。
当院で妊娠中も整体調整にまめに通院されて整えていた方は、安産しかもスピード出産の方が多いと好評ですが、K様も3時間で出産という速さだったそうです!(※これまで初産では2時間という方が最速でした。それに次ぐ速さ)
さらに最速の方は、第二子の出産で分娩室に入って15分出産という方もいました。
いくらでも早ければ良いわけでもないと思いますが、初産で平均が13時間前後と考えると2~3時間の出産は、妊婦さんにも助産師さんにも“優しい出産”ですね。
さて本日ご紹介のご依頼は、
「昨日の朝起きたら右の腰骨が痛くてバレエに行っても痛みがひどくて早退したんです。」
こうおっしゃるのは、バレリーナを目指しているS様(10代女性)です。お母さんの紹介で一緒にご来院しました。
私 「どうした時に一番痛いですか?」
S様「右脚を外にピンと伸ばした時と体重を掛けたときに痛いです。」
心当たりがないかお聞きしましたが、無いようですのでレッスンのし過ぎか生活習慣からくる故障かも知れません。
脚長差を見ても右が2cmほど長くなっており骨盤に歪みがありますから、これで練習で腰への負担が増大すれば右の股関節にも影響大です。骨膜まで痛めてしまったのでしょう。
お母さん「10日後に東京で発表会があるんです。」
私 「えっ?もうあまり日数がないじゃないですか。」
お母さん「そうなんです・・・。」
私 「これは、何とか今日で7~8割がたは治さないと(間に合わないですね。)」
S様親子は、「そんなに治るんですか?」という表情でした。
骨盤調整から始めますと、なるほどこれはびっくり!お腹まわりの筋肉はカチカチの緊張状態です。
(今まで来た部活している中学生なんかは、ほぼこんな状態だったなあ。練習後のケアも無いから。)
やはり、痛みが出ないうちは「こんなものだろう。」と思って練習をしているのだと思います。 「痛い!」と言われなければ親も気づかないでしょうから。
若いと元気があるし、深く考えないで根性でやり切ってしまうところがあるのかも知れないです。😥
右腰の奥の筋膜まで調整してケアすると腰回りの痛みはだいぶ消えました。しかし、右ふくらはぎを触ると激痛!!これでは右脚に体重は掛けられないわけです。
これを調整して消して、姿勢も改善してこの日は終了。
3日後
S様「かなり良くなりました。ほぼ痛みがありませんでした。」
私 「ほぼということはどこに痛みに近い違和感がありますか?」
S様「ジャンプして着地した時に右腰に違和感が少しあります。」
かなり良くなっている様子で順調な回復です。しかし、違和感があると本番で最高のパフォーマンスができないはずです。
私が内心求め目指しているのは、彼女が右腰を痛める前のパフォーマンスを超えるレベルのバレエをして頂くことだからです。
この日は、違和感の発生部位の周囲と背中側と臀部の疲労と硬結部分の解除を行ってジャンプを完全に可能にしました。
6日後の上京当日の朝
この日は最終チェックですが・・・
S様「練習しても痛みは全然なくなりました。」
こちらの計画通りで安心しました。全体調整をしようと検査していきますと、
なるほど、本番に向けてかなり追い込んできたなという状態でした。
必要な緊張を維持させたまま、筋膜調整でベストな状態を目指します。
やるべき調整と準備はすべて間に合いました。発表会で最高のパフォーマンスができますよう祈っています
本日これまで!また次回に。