こんにちは!セラピスト佐藤です。
コロナが明けて日本中の方がたぶん待ちに待ったGWも過ぎまして、山形は最近20℃前後の穏やかな日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
こうしてみますと、季節の変わりは早く感じますね。次はあっという間に真夏が来るんでしょうね!
さて、本日のご依頼は・・・
「最近は右脚の付け根の痛みがひどくなって、歩くとき足を引きづっているんです!」
こうおっしゃるのは、先日から2回ほど私の整体を受けられた息子さんからのご紹介でご来院したM様(50代男性)です。
お仕事柄、重い物も持ったりされるようですが、それだけが脚の付け根(股関節)の痛み原因ではなさそうというのが、私の予測です。
何故かと言いますと、痛みが出始めたのは3年前からと伺ったからです。(いろいろ行ったが良くならないそう)
医者では病名が付いたのかお聞きしたかったので、
私 「M様、お医者さんでは何とおっしゃっていましたか?」
M様「前にレントゲン撮った時は、特に悪いところはないと言われてそれからは行っていないです。マッサージには今もよく行っていますけど変わらないです。」
自己申告カルテを拝見すると、その右股関節痛の他にも
胸やけ・空咳・喘息気味・痰が多い・手足の冷え・頻尿・下痢・首肩背中のこり・・あるそうです。
たしかに、恰幅が良い方ですのでお酒やお食事の召し上がる量も多そうでした。もしかしたら内臓にも負担が大きいかも知れないと想像できます。
骨盤や脚長差を検査していきますと、左脚に比べて右脚が1.5㎝程短くさらに右足が内反気味になっています。
本日は右股関節痛の解消に向けた整体だけでなく、喘息系の咳やその他の不調も合わせて調整して全身的に症状をやわらげ快適なお体を目指していきたいと思います。
最初に、
骨盤調整で歪みや脚長差を解消し、右股関節への負担を除去しました。
しかし、外傷等のない長年の痛みには必ずと言ってよいほど内臓疲労が原因しています。これを解決しないと、良くなるのはその時だけということになりがちです。
M様の場合、調べますと右の上行結腸(大腸)に内臓疲労の反応がありましたので調整しそのアレルゲンも除去。
変化を見るためにベッドから起きて歩いていただくと、
M様「ん?痛くない!あれー?」
私 「とりあえず痛みが起きませんので、次は上半身の問題を施術します。」
胸周りの痛みの解消と肺機能と肝機能の賦活(活力を与えること)施術。首肩にも血流量が増えて温かくなってきました。さらに後頭骨下部の緊張をとってこの日は終了。
M様「あー楽になった。体が温かい。これなら内のかみさんも寄こさないとなー。」
お喜びくださいました。
3年前からの症状でしたが、次までの間隔をあまり開けないで何度か施術すれば大丈夫そうであることをお伝えしました。
本日これまで!また次回。