こんにちは!セラピスト佐藤です。
早いもので8月に入りました。先週は猛暑日が続きましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
暑くて寝苦しいからと夜中エアコンをずっと掛けていると冷え過ぎますので、我が家では夜中にエアコンがタイマーで切れたら今度は扇風機にスイッチがONになるようにセットしています。
しかし、いずれにしても夫婦で暑い寒いの体感差がある場合・・・ピタッといかないですねっ!
さて、本日のご依頼は遡ること約半年前
「息子が、先月から朝起きれなくて最近は登校できていないんです。医者からは起立性調節障害と言われてます。」
こうおっしゃるのは、ネットで当院を見つけて来院されたI君とお母さんです。
詳しくお伺いしますと、1年前から多動性障害(ADHD)と診断されて薬の服用を続けているそうです。また、便秘がちでたびたび腹痛もあり、こちらは過敏性腸症候群と診断され同様に薬を服用。
I君は、夜23時までには寝るのですが、夜中目が覚めるとその後あまり熟睡できず、先月などは昼過ぎ14時頃まで寝ていたそう。
このような場合、一般的に病院では血圧を上げる薬を処方しますが、服用を続けても大きな改善に至らない方が多いようです。
カウンセリングしたのち早速施術開始です。
1週毎に計3回行った整体では骨盤調整と脊椎神経の調整を実施。さらに呼吸時に肺に十分な酸素が取り込めていないため脳プログラムの調整、内臓調整。これで眠れるようになったということです。
これで腹痛と朝起きれないことは段々解消されてきました。2日間は朝から起きて登校できたということでしたが、今度は『朝気持ち悪い』で登校がままならなくなりました。
脳反射検査では膵臓(すいぞう)に反応ありで、どうも人間関係でのストレスも原因のよう。 母親に確認すると実際に友だちと揉めたことがあったそうでした。
※膵臓は思い悩んだりが多いと疲労・緊張が出る臓器です。食べ物だけではありません。
その後、4月20日迄に5回整体をする度に、腹痛や気持ち悪いや腰痛、体のかゆみ等繰り返しの症状を調整。時間があった時には母親にも調整の仕方を指導したりしてあれから3ヶ月過ぎました。
途中、母親へのヒアリングでは、本人も頑張っているということでした。
そして7月末、『猫背とふくらはぎが固い』とこの度ご来院。最近では以前より1時間早く朝8時半に起きれるようになり、さらに1時間早くを目指しているそうです。当時の腹痛と気持ち悪いはもう出ていないということでした。大きな進歩です
3ヶ月ぶりの調整をいろいろ施して、調子よさそうにニコニコ顔でお帰りになりました。この分でしたら、起立性調節障害の症状もだんだん大人に近づいていくに従って改善していくことと思います。
本日これまで!また次回。