こんにちは!セラピスト佐藤です。
2週間のご無沙汰です。風薫る季節5月となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
昨年のGWは、どこにも行けなかった方がほとんどだったと思いますが、今年もそれに近いような連休となってしまいましたね。当院のお客様にうかがっても、旅行に行かれた方はいらっしゃらないようでした。
私もほぼインドアでしたが、昨年のような不安は無くいろいろとゆっくりできました。来年はもっとアウトドアなGWになるよう期待しています。
さて、本日のご依頼は
「肩こり、頭痛、それから首の圧迫感と、のどの詰まり感があって困っています!」
こうおっしゃるのは、妹さんのご紹介でご来院くださったA様(20代女性)です。
お話を伺いますと、今年からこのような症状が始まって既に1ヶ月以上悩まされているということなのです。
そこで近くの接骨院へ行かれたところ、『肩こり症候群・ストレートネック』と言われて治療を受けたそうでした。
しかし、あまり良くならず今回のご来院となったそうでした。
拝見しますと、確かにストレートネック気味で首の筋肉がしなやかさに欠けています。お仕事柄、下を向いていることも影響しているかと考えられます。
でも、なぜ3月頃からなのか?
通常の首こりや肩こりは、多くの方が経験するところかと思いますが、A様が訴えている不調はその内容からしてもう少し深刻なものと感じます。
私は、既にA様の不調原因の見当はついて頭の中では施術の流れを組み立てています。
私 「Aさん、症状が始まった3月頃に何かいつもと変わったことがありませんでしたか?例えば仕事が忙し過ぎたとか?」
A様「変わったことは特になかったですが・・急に仕事がもの凄く忙しくなって毎日遅くまで残業していました。」
私 「そうですか、何時頃までですか?」
A様「夜10時位までです。」
私 「えっ、10時まで!?それじゃあ、あまり寝る時間も無くまた朝起きての繰り返しで大変だったのではないですか?」
A様「はい。あんなに忙しいことは初めてで、本当に大変でした。」
こんなカウンセリングから不調原因をひも解いていくのです。
A様にとってこの1ヶ月半近い激務は既に過去のことですが、その時のダメージはいまだに不調として残っているということが想像できます。このようなことはいくらでもありますが、ほとんどの方は過去のことなので「まさか?」とは気付いていないことがほとんどです。
その当時は、結構深刻に悩んでいたはずなのですが・・・。
骨盤調整のための検査をしていくと、触れる所がほぼ筋肉が硬く緊張しており骨盤に歪みを形成しておりました。
骨盤調整を終えた時点で、大きな歪みは消えて体の重心も整い、肩こりの半分は解消しました。
次に、首の圧迫感とのどの詰まり感(これは、軽い嚥下障害が起きています)の原因元を探します。
※嚥下障害・・・口の中の食べ物、飲みもの等をうまく呑み込めなくなる状態。
脳反射検査からの反応は右肺(上中下のうち2ヶ所)と左肺の下が2割程度しか働いていません。これでは深呼吸しずらく疲労感や立ちくらみ、頭痛など様々な体の不調の原因となります。しかし、これは病気ではありません。
その原因をさらにさかのぼってみますと、右後頭部内に緊張が起こっていることが判りました。(これが原因の大元です!)
整体による調整を行うと、
A様「あ~息が吸いやすいです。あれっ?首の圧迫が無いです!」
私 「では起きて、こちらのグラスの水を口に含んでから飲んでみてください。」
A様「あっ、普通に飲み込めます。のどの詰まりもないです!」
不調原因は、カウンセリングしていく中で結構見つかるものです。
今週の1枚
本日、昨年から妊活整体で通院されて先月妊娠確定したS様がご来院。待望の妊娠本当におめでとうございますとても順調で先日『母子手帳』を頂いたそうです。今後は、妊活整体⇒妊婦整体で元気な赤ちゃんに。そして、安産が目標になります!
こんな書籍を見つけました。写真やイラストが豊富で読みやすく、助産師の実体験に基づく内容ということでうなづける所も多い内容でした。
この本だけで皆が妊娠率8割?は、さすがにオーバーではないかと思いますが、妊活の方に参考になると思いますので一読してみることをお勧めします。
本日これまで!また来週。