こんにちは!セラピスト佐藤です。
急に!大陸からの-〇〇℃の寒気団が。先週は一気に真冬に逆戻りの一週間でしたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
もう気温も上がってきていましたので、降雪があっても「もう、積もらないだろうな。」と予測していましたが、10年振りの積雪となってしまいまして・・・一晩で30cmの降雪に私だけでは店舗の駐車場の雪かきが追いつかず、スタッフにも手伝ってもらって無事に乗り切りました。皆様もきっと、お疲れ様でした!
さて本日のご依頼は
「膝を曲げるとポキポキと節が鳴って、鳴ると膝が痛くなってしまうんです!」
こうおっしゃるのは、先に別の不調でご来院されていた女性の妹さんI様(10代)です。
昨年の秋頃から症状が出て整形外科にも行かれたようですが、半年経っても膝の状態は変わらずのため当院へご予約くださったのでした。
(しゃがんだら、たまに膝がポキポキくらい鳴るよなぁ・・・?)
と思っていたのですが、I様の場合、そのまま膝が痛くなってしまってそれが数日続くという状態ですから普通のポキポキとは違います。
付き添いのお母さんと一緒に脚の長さの違いがないか見てみますと、やはり右が2cm程長くなっていました。
I様「部活の先生からも脚の長さが違うと言われていました!」
そうです。I様は陸上長距離の選手なのです。今コロナ流行の関係で練習が限られているそうですが、今後の試合を考えれば、早急に走れるようにしてあげなければならないのです。
膝自体はレントゲンで異常なしですから、おそらく骨盤の歪みが大きく関係していそうです。
最初に骨盤周りの腹部の筋肉を調べていきますと、お腹にかなりの緊張状態が起きていましてカチカチでした。
これでは、主訴以外の気になる症状で『生理痛』も起きるわけです。(^^;)
手技にてすべて解除して骨盤調整を終えますと、
お母さん「あっ、揃っている!」
私 「では、Iさん。膝を曲げてみて確かめてみてください。」
I様「あれ?ポキポキならないです!痛くないです。」
どうやら骨盤の歪みがやはり主な原因だったと言えます。ただ・・・
その元となった原因までさかのぼってなるべく再発しないようにしたいところです。
内臓疲労がないのか調べてみますと、上行結腸(大腸の右側:膝痛の問題が起きていた側)に緊張が起きています。さらにそれを起こしている元をたどると膵臓疲労がありました。(甘いもの食べすぎか?)
実はこれが、『肺機能まで低下』させてしまいI様の超距離走での持久力がない大きな原因になっていることまでつかみました。
アドバイスしながら内臓疲労調整も行うと、肺に空気(酸素)が満タン入るよう回復しました。同時に猫背の姿勢も大きく改善しましたので、本人もそれを見ていたお母さんも大喜び。
痛み・不調の改善だけでなく運動能力をアップさせ、さらに美容度もアップさせるセラピストでした
本日これまで!また次回。