こんにちは!セラピスト佐藤です。
いよいよ東京オリンピックも、あと一週間で開催ですね。結局のところ、殆どの競技が無観客に決まってしまいましたね。社会情勢がこうでは止むを得ないですか・・・
観戦できる競技場でもお酒は禁止のようです。こうなったら、ビール片手にテレビで観戦と応援しましょうね
本日のご依頼は、
「昨年から『睡眠時無呼吸症候群』と診断されました。最近も寝た気がしなく疲れやすいです。」
こうおっしゃるのは、見るからに筋肉質で体格が良いU様(30代男性)です。奥様からのご紹介でご予約くださいました。
私は、この症状についてはもちろん存じていますが、実際にご依頼を受けるのは初めてです。ただ、「いびきがうるさくて。」と言うご依頼はこれまで何度かあり、調整対応いたしまして小さくなっています。
詳しくお話をお伺いしますと
2ヶ月前に病院で検査した結果、眠りが浅く短いと言われたそうです。そこで病院からはC‐PAP(シーパップ:酸素マスクの付いた機械)を就寝時に装着を勧められて寝てみたということですが、U様の場合・・・
U様「機械から酸素が送り込まれてくるんですが、かえって息苦しくて寝られないのでもう付けていないです。」
なるほど。このお話を聞いてU様の『睡眠時・・』や不調の原因は『肺』が大きく関係していることが私には判りました。
最初にお体を確認すると、脚の長さも左右で2cmほど違いますし土台となる骨盤調整から整体を開始しました。
股関節部から施術していきますと、骨盤周辺には靭帯の弛みや筋肉の硬直が沢山起きていました。
一斉にそのトラブルを消して骨盤を正しい状態に戻しますと、
U様「下半身が軽くなりました!」
骨盤も揃って、
次に一番の問題点といえる肺を脳反射検査で調べますと、左右の肺は2割程度しか機能していない状態となっていました。
しかし、これは病気ではありませんのでレントゲン検査などでは影も出ませんので判らないのが普通です。(手のひらで軽く押してみると判りますけどね)
いわゆる、C‐PAPで酸素を送ろうとしてもU様の肺が2割しか受け入れていないのでかえって苦しいということが起きるのです。強制的に入れれば必ずしも入るというものではないのですね。
原因となっていた右脳後頭部内の緊張と肝臓を元気にする調整を行い、全ての肺は100%機能が回復しました。(※まだこの状態がどのくらい持続できるかは分かりません)
U様「あー、吸えます!空気が目一杯入ります!」
こちらから見ると、U様の胸が呼吸する度にすごく膨らんで上下しています。また、立ってみると肩が丸まらず胸の張って姿勢が良くなりました。
これで肺に息が深く吸えない状態はとりあえず消えましたので、今までよりかなりぐっすりお休みになれると思います。
あと無呼吸の原因となり得る、気道を舌がふさいでしまうことがあるのかどうか次回のご来院時に経過をお聞きして見極めたいと思います。
肺を酸素でしっかり満たすことが出来るようになったU様は、見た目通り男らしく力強くなりました。
今週の1枚
お隣の、たまにしきさんの店舗の解体工事も大詰めです。ほぼ崩し終わっており来週中には完了することでしょう。当院は、東側が空いてさらに日当たりが良くなりそうです。暑いかな?
本日これまで!また次回。