こんにちは!セラピスト佐藤です。
ホームページで使っているワードプレスシステムのアップデートを業者様に依頼したりしているうちに前回8/25の投稿以来かれこれ1ヶ月のご無沙汰です
皆様いかがお過ごしだったでしょうか?
台風が来て大雨後は急に毛布が必要な寒さでしたが、ここにきて夏日が復活ですね。今週は気持ち良く過ごせそうです。
さて、本日のご依頼内容は2ヶ月前にさかのぼります。
「妊活でクリニックに通っていましたが、体外受精に進む予定で7月から専門病院に変えました。こちらにはネットで見て来てみました。」
こうおっしゃるのは、K様(20代後半女性)です。
これまでの状況などお伺いしますと、
大学に在学中から生理が来なくなり、病院の医師からは『多嚢胞(たのうほう)卵巣症候群』
と診断されたということでした。
※多嚢胞卵巣症候群・・・
卵巣内に10mm以内の卵胞がたくさんできて連なり、なかなか排卵できない婦人科の病気。
原因として
①LH(黄体形成ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)の分泌バランスが逆転している点 ②膵臓から分泌するインスリン抵抗性が高い(インスリン感受性が悪いため多くのインスリンの分泌が必要となる)
この①と②が卵巣内で強く作用すると男性ホルモンが多くなると言われております。⇒排卵しにくくなります。
さらに、K様は『高プロラクチン血症』と診断されており薬を服用中。
※高プロラクチン血症・・・
まだ出産も授乳もしていないうちから乳汁を促すホルモンが多く分泌されている状態のことで、排卵障害や黄体機能不全による月経不順⇒妊娠しにくくなります。
原因として
①ストレス②胃腸薬、向精神・うつ薬、ホルモン剤・ピル③甲状腺機能低下④脳下垂体腫瘍 が挙げられます。
以上、K様は2つの不妊の大きな原因となるマイナス要因を持っていたのでした。
K様とのカウンセリングの中で、病院の医師からは今後体外受精の検査に入る前に1ヶ月間は高プロラクチン血症治療薬のカバサールの服用だけで経過を見るという治療方針をお聞きしましたので、この間に妊活整体で妊娠力を上げていくことを伝えました。
さて、
医師「卵もあまり育っていないようだから。」
と、私が2回目の施術した6日後に、生理を起こす注射をしたそうです。
ところが・・・
お盆も明けて3回目の施術の時に
K様「1週間ぐらいで生理が来ると言われていたんですけど、まだ来ないんです。」
その時、もう注射から2週間近く経っていたのです。(?)
この日は、小腸と子宮がまた内臓下垂していたので調整して上げたり、尿生殖隔膜調整および中脳(内臓の司令塔)を刺激する調整等を実施。
さらに2週間後
K様「先生、妊娠反応が出て病院で調べてもらったら胎嚢も確認できました!」
私 「えっ、おめでとうございます!それは生理が来ないわけですね。卵は、あれからどんどん育ったということになりますね。お医者さん驚いていませんでしたか?」
K様「見間違えたのかな~?と、不思議そうにしていました。」
そうでしょうね。学生の時から排卵していない人のに1回で卵が育って排卵したのですから。
しかも、生理を起こす注射にも卵は負けず育って妊娠できたことに、
「生命力が勝った!」と私も大変うれしく思いました。
今回のK様のように体外受精も必要なくなることも時々あります。
一見、妊娠にはかなり不利な状況ばかりでしたが、信じる人にはしばしば奇跡のようなことが身近な所でも起きているものなのです。これまで私は何度も見てきました。
次は、きっとあなたかも
本日これまで!また次回。